このページの本文へ移動
メニュー

がんゲノム情報管理センター
について

センター長のご挨拶

センター長 河野隆志
国立研究開発法人 国立がん研究センター
がんゲノム情報管理センター
センター長河野 隆志

国民の皆様、様々な医療機関・大学・企業と連携して、
日本に最良のがんゲノム医療が実現するべく努力して参ります

がんゲノム情報管理センター(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics: C-CAT)の河野隆志です。当センターは日本における良質ながんゲノム医療を実現するために2018年6月1日に設立されました。

現在、保険診療として、全国200カ所以上のがんゲノム医療中核拠点病院、がんゲノム医療拠点病院、がんゲノム医療連携病院(以下、がんゲノム医療病院と略す)で年間約2万件のがん遺伝子パネル検査が行われ、この検査を受けられる患者さんの同意の下、臨床情報とパネル検査のゲノム情報とが C-CAT に安全に集約されています。C-CATは、がんゲノム医療病院で行われる、患者さんお一人おひとりのがん遺伝子パネル検査の情報および臨床情報を集約し保管する「がんゲノム情報レポジトリー」を構築するとともに、ゲノム解析結果の解釈・臨床的意義付けを行うためのがんゲノム知識データベース(Cancer Knowledge DataBase: CKDB)を構築しています。そして、このCKDBを用いて、患者さんごとの遺伝子変異に対応した「C-CAT調査結果」を作成、各病院に送付することでがんゲノム医療を支援しています。C-CATに集めた貴重なデータは、このようにがんゲノム医療の質の向上のために使われるだけでなく、適切な審査のもと、医療施設、アカデミア・企業等により、学術研究や医薬品等の開発のためにも利用されています。

がんゲノム情報管理センターは国民の皆様、様々な医療機関・大学・企業と連携して、日本に最良のがんゲノム医療が実現するべく努力して参りますので、皆様のご指導とご協力をよろしくお願い申し上げます。

ページの先頭に戻る