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よく分かる
がんゲノム医療とC-CAT

がんゲノム医療とは

検査を受けたいときは

保険診療によるがん遺伝子パネル検査は、
国が指定した医療機関で受けることができます

保険診療によるがん遺伝子パネル検査は、国が指定した医療機関で受けることができます。その医療機関は、ゲノム医療を必要とするがん患者さんが、全国どこにいてもがんゲノム医療を受けられる体制を構築するために指定された医療機関です。具体的には「がんゲノム医療中核拠点病院・拠点病院・連携病院を探す」に記載のある医療機関です。
現在、がんゲノム医療中核拠点病院・拠点病院・連携病院以外で治療中の患者さんでも、検査に必要な腫瘍組織が存在し条件に当てはまる場合は、指定された医療機関でがん遺伝子パネル検査を受けることができます。詳しくは担当医へご相談ください。

※2024年4月1日現在

がん遺伝子パネル検査を保険診療で受けるには、
いくつかの条件があります

がん遺伝子パネル検査を保険診療で受けるためには、「標準治療がないまたは局所進行または転移が認められ標準治療が終了となった固形がんの患者さん(終了が見込まれる方を含む)」である必要があります。どの段階で標準治療が終了(もしくは終了見込み)なのか、患者さんの全身状態が検査を受けられる状態かなどを担当医が見極めた上で、がん遺伝子パネル検査を受けられるかどうか判断します。
標準治療実施前の場合や血液がんの場合、全身状態が思わしくない場合は検査を受けることができません。(2024年4月1日現在)

遺伝に関する悩みや不安、疑問を持たれている方は、
「遺伝カウンセリング」を受けられます

遺伝カウンセリングは、一般的に「遺伝に関する悩みや不安、疑問などを持たれている方々に、まず科学的根拠に基づく正確な医学的情報を分かりやすくお伝えし、理解していただけるようにお手伝いをする場」です。
がん遺伝子パネル検査を受ける前に遺伝カウンセリングを受けることもできます。
がん遺伝子パネル検査を受けると、「遺伝性腫瘍(※)であることが分かる場合や、遺伝性腫瘍が疑われる場合があります。遺伝性腫瘍について詳しい話を遺伝カウンセリングで聞くこともできますが、遺伝カウンセリングを受けるかどうかは、がん遺伝子パネル検査を受ける患者さん自身で決められます。遺伝性腫瘍の情報は、ご家族にも関わる可能性があるため、ご家族と一緒に遺伝カウンセリングを受けることもできます。

遺伝性腫瘍:がんを抑制する遺伝子など、がんの発症に関わる遺伝子に生まれつき変化があり、がんを発症しやすい体質

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